引金をひくと可視光線を発する光線銃である。

光の当たった位置で得点を判断する、特別な標的を使用する。

標的が10メートル先にある競技のみ。ライフル型「ビームライフル」と拳銃型の「ビームピストル」がある。

銃に関する規制の厳しい日本で、射撃競技の普及のために開発された。

そのため日本でしか行われていなかったが、近年では鉛汚染に対する懸念などから、2012年の近代五種の射撃に採用が決定するなど、わずかだが広がりを見せている。

近年ではより高精度の『デジタル射撃』が広まりはじめ、ピストルのみだが、国体でも採用されている。

使用される「デジタル銃」は、競技用の空気銃をベースにしており、競技普及以外に技能向上としても注目されている。

エアライフルとは、空気または不燃性のガスにより弾丸を発射するライフル銃である。

装薬ライフル銃（火薬で弾丸を撃ち出すライフル銃）と同様に銃身にライフル（旋条）が切られており、命中精度が高い。

弾丸は4.5mm鉛弾を使用する。

なお我が国の銃刀法規制下においては、ライフルの所持には公安委員会の許可が必要である。

口径5.6mm（22口径、弾種は22ロングライフル実包のみ）の競技用ライフルである。

小口径であるため、スモールボア（ Small Bore :小口径）と呼ばれる。

競技専用であるためパームレストなどの特別なアクセサリーをつけられるようになっている。

ボルトアクション式。

標的が50メートル先にある競技のみ行われる。

バイアスロンに使用される銃もスモールボアである。

エアライフルの標的射撃を主として行う

• 標的射撃競技

　　　　　　　男子：立射60発　10m

　　　　　　　競技時間　75分

　　　　　　　女子：立射40発　10m

　　　　　　　競技時間　50分

• 射撃検定

　　　　大会で所定の申請をすることにより、

　　　　7級～6段まである資格を取得することができる